クサイモン

 音楽ファンの心に刺さったミニゲームに,「クサイモン」があった。
 タイトル名にあるとおり,記憶力を競う電子ゲーム「サイモン」をオマージュしたと思われるクサイモンは,24世紀からやってきたハイテクロボット4体がそれぞれ放つ“ゲップ”の音を聴き分け,その順番を覚えて「記憶力バトル」をするというミニゲームだ。トップ画面のBGMや,ゲーム開始時に流れるヴォコーダーを効かせた「READY? GO」という音声,そして4体のロボットの銀面の顔など,それはとあるドイツのエレクトロユニットと,そのユニットのアートワークをイメージさせるゲームデザインとなっている。

これが“ジゴク”だ! クソゲーだ![その1] あらゆる“おもしろ”をサンプリングした「バイト」

真っ暗な画面奥から迫ってくる凶悪な“鬼”の顔面で始まり,正月飾りのごとくその鬼の顔面を飾りつけたトラックが夕焼けの街を暴走し,「危うし! メガネのサラリーマン」というシーンののち電柱に突っ込むというオープニングムービーと,「ぐるぅ~ぶじごっくふぁーいぶぅ」という,自由でそして“やたらと歌うまい”瀧氏のアカペラが響くトップ画面。「1作めなのにファイヴ?」とツッコむ間もないくらい,ゲーム立ち上げ早々に畳みかけてくる「グルーヴ地獄V」だが,本作には一つの目的が用意されている。
 それは「ジタク」にある超高性能な「ミュージックエディタ」で“音遊び”を楽しむこと。しかし,ゲーム開始時点で,このミュージック・エディタに入っている「音ネタ」はほんのわずかだ。本格的に音遊びを楽しむには,お金を貯めてガチャガチャを回し,新しい音ネタを入手しなければならない。

証拠らしい証拠も挙げず,犯罪者として難民を断罪する姿は,まるで独裁者のようだ

自らが古代ルーメン帝国の真の末裔であると主張し,その栄光を再現しようとしている種族。ハビヒッツ帝国からの独立を宣言し,アミスタッド連邦が中心となったユニオン連合を主導。晩秋戦争で掴んだ勝利をきっかけにさらに大きな力を得ようとしている。芸術を愛し,活発で情熱的な面もある。

 プレイヤーは,戦争の爪痕が残るパダナの難民の1人としてスタートする。パダナはかつて帝国領であり辺境伯が治めていた場所だ。晩秋戦争で連邦の領地になったのだが,もともと敵国だった土地,そして敵だった人々であるせいか,検問所の司令官アルベール・エスフォジットは,村人や難民を軽蔑し,苛烈で独善的な施政を敷いている。

Joy-Conを振って戦う新感覚“格闘スポーツ”とは? 矢吹光佑プロデューサーに聞く

2017年1月14日と15日,東京ビッグサイトで開催された「Nintendo Switch 体験会 2017」。その会場にて,今春の発売が予定されている「ARMS」のプロデューサーを務める矢吹光佑氏に話を聞く機会を得た。
 「ARMS」は左右の手に持ったJoy-Conを振ったり,傾けたりしてキャラクターを操作する体感型のアクションゲームだ。新感覚の“格闘スポーツ”はどんなゲームなのかをプロデューサーに聞いてきた。

戦略性の高いターン制バトル。スタイルの使い分けが勝利へのカギ

 公式サイトのジャンル表記に「P.S.RPG(パイ×シリRPG)」とあることから,そっち方面(どっち?)のイメージばかりが先行してしまいがちだし,あながちそれも間違ってはいなかったりする本作だが,RPGに必要不可欠な戦略性や成長要素もしっかりと盛り込まれている。

 ということで,まずはバトルシステムから見ていこう。ヒロイン達にはそれぞれ「AP」が設定されており,戦闘中,攻撃や移動といった何かしらの行動をするたびにAPを消費する。移動できるのはリング状で可視化された範囲で,その範囲内なら左スティックで自由にヒロイン達を動かせる。

一国の王女が下着姿でバトルする「限界凸城 キャッスルパンツァーズ」序盤プレイレポート

コンパイルハートから,2017年9月28日に発売されるPlayStation 4向け新作RPG「限界凸城 キャッスルパンツァーズ」。本作は,モンスター娘(モン娘)を仲間にしながら冒険する「限界凸騎」シリーズの最新作にあたる。

 シリーズ第1弾「限界凸騎 モンスターモンピース」に始まり,「限界凸記 モエロクロニクル」「限界凸起 モエロクリスタル」「限界凸旗 セブンパイレーツ」と,タイトルの「き」の部分が作品を象徴する一文字として使われてきたこのシリーズだが,今作は「城」の文字からも分かるように,お城をフィーチャーしている。